舘山寺温泉街には、無料で気軽に温泉を楽しめる、公共の「足湯」スポットが2ヶ所あります。
ひとつは、日帰り温泉「華咲の湯」の入り口脇にある「
ダイダラボッチの足湯」。
そしてもう1ヶ所が、
ホテル九重の裏側、舘山寺の散策ルート沿いにある「水神松公園(すいじんのもりこうえん)」の中にある「
足湯 水神の松」です。
こちらも「ダイダラボッチの足湯」と同様、10人ほどが腰かけて楽しめるようになっています。
脇に、手桶が備え付けられているので、それで足を洗ってから、足湯を楽しみましょう。
タオルや更衣室はないので、持参、または脱ぎ着しやすい恰好で楽しむのがおすすめです。
かんざんじ温泉「足湯 水神の松」温泉の情報
【足湯利用可能時間】6:30~20:00
【源泉名】堀江城址 水神の湯
【泉質】ナトリウム、カルシウム ―塩化物温泉(食塩泉)
【適応症】神経痛、筋肉痛や関節のこわばり
この温泉は、地下1,850メートルから湧き出るナトリウム・カルシウム 塩化物温泉で、神経痛、筋肉痛や関節のこわばりなどに効能があり
「環境省鉱泉分析法指針」による厳しい基準に適応しており、特に治療の目的に供しうるものとして認定された「療養泉」です。
舘山寺の温泉街、門前通りからは、この赤い「舘山寺橋」の手前の小道を入っていきます。
赤い橋と、この看板が目印です!
かんざんじ温泉「足湯 水神の松」のおススメポイント
こちらの足湯のおススメは、なんといっても、浸かりながら見える景色!
左手に「
舘山」、正面には「
大草山」が見え、タイミングによっては「
かんざんじロープウェイ」が行き交う様子や、「
浜名湖遊覧船」が走る様も見られます。
公共駐車場等から10分~15分程歩きますが、その甲斐がある眺めの良さですよ。
その景色の良さから、舘山寺の景色の良いところを集めた「舘山寺八景」の一つとしても、昔から親しまれています。
そして実はこの足湯…
「源泉 堀江城址水神の湯」という案内がある通り、昔の「
堀江城」の跡にあるんです。
「堀江城」は室町時代から舘山寺周辺にあり、戦国時代に大沢氏によりこの地に移されました。
その後、江戸時代の終わりまで、代々大沢氏が城主を務めた城です。
足湯の裏手には、堀江城址の石碑もあり、景色の良さと共に歴史を感じるのもよいかもしれませんね。
●かんざんじ温泉足湯「ダイダラボッチの足湯」レポートはこちら